跨区共有層。JuiceFS はオブジェクト+メタの二層ですが、キャッシュと生成物同期が重なると水位と帯域が同時に効きます。二〇二六年版として比較表・五手順・引用三行に整理し、オブジェクト併用稿・Rollouts Webhook 稿・rsync 稿へ戻れます。
導入前に押さえる三つの痛み
- メタ遅延。広域からのメタ更新が律速になりビルド待ち列が伸びます。
- キャッシュと生成物の同居。同じボリュームへ書き込むと一時ファイルとキャッシュ塊が水位を押し上げます。
- 観測の欠落。カナリアだけ成功してもWebhook 失敗が握りつぶされると夜間ジョブが連鎖します。
メタデータエンジン選定マトリクス
S3 はデータ面、メタは別系統です。レイテンシと耐久を README に先に書きます。
| 候補 | 向き | 注意 |
|---|---|---|
| Redis | 低遅延 | 退避手順を別紙化 |
| SQL | 実績重視 | 接続プール設計 |
| TiKV | 大規模 | 監視項目が増える |
format と mount の主要フラグ
format で storage・bucket・鍵・meta を揃え、二重 format を CI で防ぎます。
| 種別 | 代表 | 狙い |
|---|---|---|
| format | storage・bucket・access-key・secret-key | 名前空間固定 |
| mount | cache-dir・cache-size | NVMe へ隔離 |
| mount | max-uploads・max-downloads・prefetch | 昼低夜高 |
writeback はステージングから段階導入し、本番はドライランを挟みます。
クライアントキャッシュと生成物 rsync
--cache-dir は生成物と別パスに置き、ロック稿と境界を揃えます。bwlimit と並列二~三本を表に凍結し、昼は継続的インテグレーション優先です。
五手順(検収まで)
- 静穏帯で S3 PUT とメタ更新を測り、表へ日付署名します。
- format 宣言をリポジトリへ固定し、差分はレビュー必須にします。
- cache-size を一八パーセント黄線より下に置き肥大監視を載せます。
- カナリアへ探針を置き、Webhook 失敗は digest のみを署名付きで飛ばし、多 AZ 網関稿型でブロードキャストします。
- 水位表を月次レビューに載せ、閾値だけ先回しします。
一テラ/二テラ水位検収チェック
| 指標 | 黄 | 打ち手 |
|---|---|---|
| 空き | 一八パーセント割れ | キャッシュ掃除とライフサイクル |
| アイノード | 八五パーセント超 | 小束分割と一時ローテ |
| 夜間上り | 昼比两倍二夜 | max-uploads 再点検 |
OpenClaw メモ
カナリアは本番同等のメタ距離に置き、探針にタイムアウトと再試行上限を書きます。詳細ログは ログ稿へ逃がします。
引用しやすい三行
- メタは Redis/SQL/TiKV の三択で README に固定。
- cache-dir は生成物と分離、一八パーセント黄で掃除。
- Webhook は digest のみ飛ばし、詳細はログストリームへ。
免責。版差あり。ステージングで閾値を先回しし、本番は四半期レビューで表を更新してください。
キャッシュ用ディスクと多ノード
JuiceFS 用 NVMe 余白とノード数を購入フローで確保する
マウントを増やす前に料金表でキャッシュ余白を見積もり、多ノードでカナリアと本番を分けます。公開仕様確認のうえ購入へ進んでください。